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フェルエッグのギフト箱

(2014年07月03日)

    

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材料を吟味し、ひとつひとつ丁寧に手作りしたお菓子をきちんとした張り箱に入れて

お客様にお届けしたい・・・・・

丁重に作られた箱は、主役を引き立てる名わき役の様のような存在感があるのです。

 

この箱を作ってくださっていたのは、地元糸魚川の五十嵐紙器店さんです。

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五十嵐紙器店さんは

 大正15年に先代のお父様が開業され

 85年の長きに渡り、箱作りをされて

 こられました。

 糸魚川のお菓子屋さんのほとんどが

 五十嵐紙器さんの作った箱を使って

 いたんではないでしょうか。

 

時代の流れで、近年安い既製箱が大量に生産されるようになり、張り箱の需要が激減し、箱屋を廃業される方が増える中、五十嵐さんは箱を作り続けてこられましたが、 ご自身が82歳というご高齢ということもあり 

平成26年6月25日

五十嵐紙器店を閉店されました。

 

物作りの職人さんがまた一人

減ってしまうのは本当に残念なことだと

寂しく思いました。

 

 

   この五十嵐紙器店さんを壊してしまわれると聞いて、その前にお仕事場を

   撮らせていただきたいとお願いしたところ快く引き受けてくださいました。

       

 

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紙が1枚づつ送られて

膠を紙に付ける機械です。

 

 

 

 

 

 

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ここに接着剤の膠が入っています。

早朝に電気を入れて温めてやわらかくして使うのだそうです。

冬は大変ですね。

 

 

 

 

 

 

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昭和32年にご結婚された奥様と

2人3脚で手際よく箱が作られていきます。

 

次から次へ流れてくる紙を

しわもなく綺麗にきちんと

箱に貼っていく手さばきは

永年の熟練の技ですね。

 

 

沢山のご苦労があって習得された                                     

その技は何気ない様でいて重みがありました。

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 最後の処理をご主人が施し

完成です。

お二人の仕事の流れはスムーズで

淀みなく流れていきます。

 

 喧嘩とかした時は

大変だったろうなー・・・

 なんて、余計な事を考えました。

 

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高く積まれた箱はフェルエッグのギフト箱です。

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使い込まれてとてもいい感じの裁断機

 

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DSC_1870.jpgのサムネール画像昭和の匂いがする機械

この機械たちが昼夜を問わず

フル稼働していた時を

ふっと

想像してしまいます。

 

 

 

 

 

DSC_1878.jpg黙々と、数をこなしていく

お二人の後ろ姿は

箱職人さんの

人生の風格がありました。

 

 

 

 

 

 

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               素敵な五十嵐さんご夫婦 

                       本当にお疲れ様でした。

 

               そして、ありがとうございました。

                      

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